CLOSE UP REPORT新入社員の1日

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TOPY新人社員の一日密着
入社したらどんな仕事が待っている?1日のスケジュールは?オフィスの雰囲気は?そんな疑問にお答えするべく、2024年に新卒で入社した新入社員の1日に密着。入社1年目の社員の仕事ぶりから、トピー実業ではたらくイメージを感じ取ってください。
密着社員プロフィール


G.S
マテリアル営業部 大阪マテリアルグループ
2024年4月 新卒入社。東京都出身。商社ビジネスに対する関心が高く、将来的にはグローバルな業務も経験したいと感じて当社を志望。大阪マテリアルグループで、合金鉄をはじめとする資材の調達や製鋼メーカーへの営業を担当。“対話を大切に”をモットーに、顧客のニーズに合わせた商品提案を心掛けている。
※記事内容は取材当時のものです。
1日に密着
9:00 客先訪問


この日は、大阪港にある物流会社を訪問するため、現場に直行。この港湾倉庫に保管されているのは、主に中国からの輸入品です。ここでは、商材の品質や量などが発注通りの内容かどうか確認する“検品”を行います。


検品の精度が低いとクレームの原因となる可能性があるため、最初のチェックが肝心です。1トンもの資材が詰まった荷揚げ袋を開き、実際に手に取って確認していきます。
ピックアップしたサンプルは、外部の検査機関に発送し、分析にかけて規格に適合しているか確認します。
11:00 出社


港湾倉庫での作業を終えて、大阪支店に出社。
まずはメールを確認し、顧客からの問い合わせなどに対応します。


次に、自身が担当する合金鉄の市況をチェックします。合金鉄の市況は変動しやすいので、新聞やネットはもちろん、仕入れ業者に電話をして、リアルタイムの情報も仕入れます。
キャッチした情報は、顧客への提案に活かしています。

大阪支店は開放的で風通しの良い職場。上司や先輩は気軽に相談に乗ってくれますし、他部署の先輩ともフランクに話すことができるのが魅力です。
まだまだわからないことも多いですが、必要なときにスッとサポートしてもらえるのがありがたいですね。


12:00 ランチ


支店近くのお店でお弁当を買い、オフィス内の応接ブースで昼食。居合わせた先輩と話が弾みます。自分で作ったお弁当を持参することもあるほか、周辺には飲食店が多いため外に食べに行くことも。
多彩な選択肢があり、ランチタイムの楽しみが広がります。
14:00 客先訪問


兵庫県尼崎港にある港湾運送会社まで、車で移動。
ここは、現在最も多くの荷を取り扱ってもらっている会社で、倉庫の中には中国などから仕入れた資材が山のように積んであります。


検品作業の後、社長や現場のスタッフに要望や課題点などをヒアリング。
情報交換しながら、今後も円滑な関係を築いていけるよう改善策を検討します。

仕事は、お客様と対話することから始まります。取引会社の皆さんは、私のような入社1年目の社員の言葉にもきちんと耳を傾け、気さくに話してくださる方ばかり。
まだまだ商談の時などは緊張して固くなってしまうことも多いので、もっと安心して任せてもらえるようコミュニケーション能力を磨いていきたいです。


15:30 チームミーティング


会議室で、月に1度オンラインで実施されるマテリアル営業部の定例ミーティングに参加。
各拠点のメンバーと商材の販売動向を確認し合うとともに、自身の業務の進捗や実績を共有します。
16:30 事務作業


デスクに戻り事務作業。過去の資料を参照しながら、見積書や契約書、注文書、納品書といった必要書類を作成します。仕上げた資料は上長に確認してもらい、承認やアドバイスをもらいます。

ひと息つきたい時は社内のカフェスペースへ。コーヒーだけでなくさまざまなドリンクがあり、気分転換にピッタリです。
他部署の先輩とリラックスしながら話ができる良い機会でもあり、雑談の中から思わぬ仕事のアドバイスがもらえることもあります。


17:30 退勤


1日の業務が終了、お疲れ様でした!基本的に定時の17時半で退社することができ、残業がある日も1時間程度だそう。
その後は先輩と飲みに行ったり、アーティストのライブや野球観戦に出かけるなど、大阪暮らしを満喫しています。
この1年を振り返って
仕事のおもしろい点や、やりがいを教えてください
取引や商談などを通してさまざまなお客様と会い、話ができることですね。もともと営業職を志望した理由の一つに「多くの人と話したい」というのがあり、積極的に外に出る機会を与えてもらえたことに感謝しています。
上司や先輩のサポートを受けながらではありますが、当社は1年目でもしっかり戦力としてカウントしてくれる会社。成約につながるケースも増え、ますますやりがいを感じています。会社の期待に応えられるよう、もっと成長していきたいと思います。
仕事で心掛けていることは?今後の目標も教えてください
お客様のニーズを深掘りすることです。野球選手にサッカー用品を売り込んでも意味がないように、売りたい商材があってもお客様が欲していなければ成約にはつながりません。
そのためにも常に市況を把握し、お客様の求める用途にマッチした資材を提案するよう日々注力しています。
目標は、既存の規格品だけでなく当社でしか扱えない新商材を見つけ出すこと。これまでにない商材で、お客様に新しい可能性を提供できれば嬉しいですね。
上司や先輩からのサポートはどうですか?
充実しています。「何かあればすぐに相談を」という風土があり、ちょっとした悩みでも話しやすいんです。同じ支店だけでなく他拠点の人と直接話せる機会も多く、事業部を超えて頼れる先輩がたくさん。
横の連携を大切に、「ウチの拠点はこうしているよ」と情報を共有し合うことで、お互いの強みを活かすことができます。一緒に飲みに行くこともありますが、上から「行くぞ」という感じではありません。なんならこちらから誘ってしまいます(笑)。
入社するまでは、鉄や資材についての知識はまるでありませんでしたが、
現場で実物に触れたり、研修を受けたりする中で少しずつ知識が身に付いてきたと感じます