TOPY 鉄を生かすのは、人だと思う。

暮らしのインフラを資材で支える。
強みはニーズを汲み取った柔軟な提案。

道路、ビル、鉄道…。街を見渡せば、人々の日常を支える暮らしのインフラが目に飛び込んでくる。その多くがアンカーであるゼネコンなど元請業者の手によって建設されたものだが、資材調達など川上の部分では、さらにさまざまな企業や人々が、実に活動的にしのぎを削っている。そのうちのひとりが、名古屋鉄鋼・建設グループに所属する中垣佑平である。
「私たちの営業部では、トピー工業グループ製品を中心とした各種鋼材販売や、マンションやスーパーといった建物の資材調達(建築部門)、道路やトンネルの資材調達(土木部門)などを行っています。工事をお手伝いする仕事ですが、現場に足を運ぶ機会が多いのが特徴です」。
トピー工業グループの一翼を担うトピー実業では、トピー工業が生み出す鉄鋼製品をはじめ、他社が扱うステンレス製品など、あらゆるネットワークを駆使して資材の調達に励んでいる。「当社の強みは、商社でありながらメーカー機能を持っているところです。加工工場があるため、既存製品を現場のニーズに合わせてカスタマイズできるんです」。電炉メーカーであるトピー工業が製造する鉄鋼製品に加え、それらを自社で臨機応変に加工できる。だからこそ、柔軟かつきめ細かな提案ができるのだという。

数億円を超すビッグビジネス。
試される、ひとりの人間としてのポテンシャル。

中垣が担当しているのは、主にトンネル建設に必要な部材を販売すること。大半の案件が、数社による入札形式を経て選抜されるのだが、そこで力を発揮されるのが“人間力”だと中垣は語る。「コンペ(競合)ですから見積もりは重要です。その他、納期や加工力も問われます。でも、何だかんだいって人間同士ですから、人間関係は大きく影響すると思いますね」。中垣が現場へ頻繁に通うのも、その人間関係を築くための種まきのひとつなのだ。
それぞれの資材は、取扱う金額の大きさも然ることながら、建造物の骨格となるため、ダイナミズムが味わえる。4年目の中垣は、すでに数千万から数億円以上のプロジェクトを担当しているが、そのような規模の仕事にも、「自分の“人間力”」が生かせることにやりがいを感じるという。
「若いうちから大きな仕事に携われるのは、当社ならではかもしれません。自分の腕を試せる環境ですよ。お客さまから“中垣さんにお願いしたい”と名指しで言っていただける存在になりたいですね」。一人ひとりの個の力。そして、成熟した個が連携することで発揮されるチームの力。ビッグビジネスには、どちらも欠かせない要素と言えるだろう。

少数精鋭だからこそ光る、個人の熱意。
自分で考え、自分で動く、というDNAがここにある。

トピー実業とはどのような組織か、という問いに、中垣は間髪入れずにこう答えた。「熱意のある集団です」。少数精鋭だからこそ求められる、一人ひとりの熱意。「若手からベテランまで、全員が熱意を持って仕事をしています」。受け身の姿勢ではなく、自分で考え、自分で動くことをよしとする文化が、トピー実業にはあるのだという。「たとえば会議で、間違ったことをいっても良いんです。何も言わないほうが良くない。だから、若手でもどんどん発言する機会があるんです」。
熱意とはつまり、能動的に動く姿勢のこと。中垣をはじめとした社員の“熱意”が、成長し続けるトピー実業の根底に流れているのは間違いのないことのようである。中垣のいまの目標は「所属している鉄鋼・建設営業部を、いずれは事業部規模にまで成長させること」なのだという。夢は大きい。けれども、中垣の“熱意”がどのように実を結んでいくのか、期待したいところである。